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2007年06月14日

騙されるな!誰が得する?年金カード。

制度の運用が複雑化した事が一つの大きな要因となった問題だというのに、

政府「年金カード」導入へ 加入者が自らチェック可能

こんな事をすれば、また複雑になるだけだ。

これ、国民の不安を解消するなんて言っておいて、実は新たな利権を握るチャンスととらえているのではないか?

そもそも、

『年金への信頼を取り戻すため「年金カード」を導入する方針を固めた。「年金カード」には集積回路(IC)を組み込む。』


なんて言ってるが、

ITの世界は日進月歩どころか分進秒歩の世界だ。

フロッピーディスクを今でも使っている人はどれだけ居るだろう?

集積回路なんて複雑なものを組み込んだカードが、将来にわたってちゃんと機能するのか?

セキュリティシステムは完璧と言えるのか?もしかしてシステムにバグがあったら、今回以上の問題が広範囲に発生するのではないか?

既に「Suica」等で実績があると言うのだろうが、財布代わりに使う程度なら、何かあっても被害は限られるが、これは年金なのだ。重要度が全く違う!

さらに、


「社会保険事務所などに行かなくても、カード読みとり装置があれば自宅や職場などのパソコンで、加入者らがいつでも自分の保険料納付記録などをチェックできるようにするのが狙い。」

と言うが、「カード読み取り装置があれば」という条件付きである。

そのカード読み取り装置は当然「有料」で買う事になるのだろう?

一般家庭がそんなものを買うか?

会社が従業員の為に買うだろうか?

結局、国民にとっては、手軽に年金の記録を調べるという事にならないし、

年金に関わる職員なり組織にとっては

「自分で調べる事が出来ますから、自分で調べてください!」

と、門前払いにする良い口実が出来るだけの事になってしまうのではないか?

本当に国民が自由にチェック出来るようにするつもりなら、
『全国のコンビニATMで確認出来る』
ぐらいの事を言うはずだ。


この読み取り装置、おそらく年金について心配もする必要の無い人ばかりが居る所に大量納入されるのだろう。

ICチップ一つにつき、どこかの企業が儲ける。

その読み取り機1台につき、どこかの企業が儲ける。

利権はどこが握る?

それと引き換えに何を手に入れようとしているんだろう?

こんなもの、国民の為になるワケが無い。

政治屋やら役人にとっての「新しい収入源」になって終わってしまうだろう。


何か目新しいIT技術を入れたら解決するというのは錯覚だし、そうした実態の無いイメージで安心させようとは、政府も国民をなめてくれたものだ。

システムは、導入しただけで問題を解決してくれる魔法の箱ではない。

そのシステムに関わる人間が、そのシステムによって恩恵を受けるべき人のことを思い浮かべて運用するかどうか、

つまり、「運用」する「人間」にかかっているのだ。


美しい国は、ICカードや読み取り機がつくるのではない。国を決めるのは「人」だ。
posted by 本気らいふ at 18:44| Comment(0) | TrackBack(1) | どぉ〜なっちゃってんだよ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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