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2007年02月12日

アメリカなら訴訟で一発廃業ですがねぇ。

教師の条件「金髪、目は青か緑色」 英会話学校が求人ポスターで

英会話を教えるという事について、容姿は関係ないワケで、こんな求人やっとったらアメリカだととんでもない事になる。

あちらでは履歴書に年齢の欄すら無い。

面接で年齢を尋ねたりしたら、それだけで会社が潰れるぐらいの訴訟になりかねない。


それを神経質で意味が無いと言う向きも多かろうが、ちょっと考えてみよう。

どっちの方が雇われる側にとって有利なのだろうか?

日本の常識に照らしたら、

「そんな目くじらたてなくても……。」

と言いたくなる所だろうが、

雇われる側にとってみれば、明らかに理不尽な採用条件だ。


日本において、こういう事を野放しにしておくと大変な事になるって意識が低いのは、

幸いな事に、上に立つ側の人間が、比較的無茶をしないで来たから。

海外では権力を持った側が、けっこう無茶苦茶な事をするので、法規制で取り締まるのが当たり前だ。

さて、最近は日本も欧米化してきてる。

外国人を国内にどんどん入れようなんて話も出てきてる。

すると、このような採用条件を野放しにしていく先に社会不安を抱えるという事が起きてくる。

これは他国の歴史に学べば歴然とした事実だ。

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。

別にアメリカをスタンダードとして、それに合わせろという事ではない。

別の文化、異なる人種が入り交じるようになると、そこにいざこざの種が出来る。

英会話学校という、本来なら海外の文化の窓口でもある企業ですら、この程度の意識だというのでは、外国人を受け入れる態勢が全く整っていない危ない状態だという事だ。


こんな採用条件を、英会話学校が出しちゃうってのは、日本人は人種差別的意識を公に表明して恥じない野蛮人ですって言ってるも同然なのだ。

日本では人種差別意識が自分の中にあるという事を、意識させられるような機会が少ないので、差別意識が放置プレイされている。

おかげで無自覚に差別意識を世間にばらまいてしまったりするのね。

自分の中に人種差別意識がある事を明確に意識すればこそ、人種差別意識を公的に表明しないという智慧をもつ事が出来るのだが、

人種差別意識を持ってはならないとして、その意識を無視し、意識しないように努力しようとする事が正しいと誤解されてきたからね……日本では……。

そういうワケで、かえって自分の差別意識に無自覚になるという構造になってしまっているんだな。


つい最近も、自分の差別意識に鈍感になってしまったが故に、国民を不愉快にさせてしまった大臣が居た。

さらにその失言を追及するに際して、自分達が公的にどう振る舞わねばならないかを忘れて、挙げ足取りに終始し、結果、国民の支持を失ってしまった野党があった。


自分の視点だけで、周りの視線を計算出来ないというのでは、「お子ちゃま」です。

国際的に日本が「お子ちゃま」扱いされている原因は、こういう所にも見えるワケで……。

「建前」ってのは「世間への配慮」でもあるわけで、

本音を話しちゃう気楽さだけで突っ走っても許される立場に居ない人は自覚を持たなくちゃね。

あと、本音が透けて見えるような建前しか並べられないってのも、みっともないんで、そっちの方も……ね。

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posted by 本気らいふ at 05:26| Comment(1) | TrackBack(1) | どぉ〜なっちゃってんだよ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>人種差別意識を持ってはならないとして、その意識を無視し、意識しないように努力しようとする事が正しいと誤解されてきたからね……日本では……。

面倒な問題は全部コレですわね、日本は。
同じ人種の中での「格差」問題は、さて、どう解決するおつもりなのか、安倍さん。「格差ゼロ」の人間社会なんて存在するわけないのは、ちょっと考えれば分かることなのに。
多様性を認めないと、人類はうまくやってけません。『MIB』に学ぶべきだと思います。
Posted by rabbitfoot at 2007年02月13日 11:28
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