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2006年09月16日

貸金業関連、二つのニュースを並べてみる

<貸金業規制>特例高金利25.5%で決着 自民党  [ 09月15日 22時34分 ]
 出資法の上限金利はこれまで4回引き下げられてきたが、利息制限法の上限を上回るグレーゾーン金利は「貸金業者や借り手への配慮」などを理由に温存されてきた。今回の改正は、最高裁が相次いでグレーゾーン金利を違法とする判決を下したことを受け、初めてグレーゾーン金利を撤廃する内容になった。

このニュースに並べておきたいのが、こちら。

<消費者金融>生命保険での債権回収、1割は自殺
 消費者金融10社が債権回収のため借り手全員に生命保険を掛けていた問題で、大手5社で支払いを受けた件数が昨年度1年間で延べ3万9880件あり、このうち自殺によるものは判明しているだけでも3649件に上ることが分かった。この保険の支払い状況が明らかになるのは初めて。全体の件数の中には死因が分からないものも多く含まれており、借り手の自殺によって消費者金融に生命保険金が支払われた件数はさらに多いとみられる。多重債務者が自殺に追い込まれている深刻な実態が浮かんだ。

こういうニュースが事前に流れても、28パーセントをどうのなんて話が出るってのが変でしょ。もともと金融庁の案では、少額・短期融資の場合に上限を上回る金利28パーセントを5年間認める特例をつけようなんて話が出てきたからぶっ飛んだ。

生命保険で債権回収なんて事がおおっぴらになった直後だってのに、よくもこんな案を出せたものだ。

金融庁って大丈夫なの?

社会保険庁も相当なもんだけど、あまりにも常識からかけ離れた感覚だ。


この国から11年離れていたので、こんなとんでもないニュースが流れても、国民が何もせずに諦めているような態度でいるってのが解せない。

小額で短期の借り入れに限ってなんて言っても、それ、延滞したら長期に切り替わるの?んなワケないでしょ?

さらに、置いてけぼりにされているのは、リボ払いの問題だ。

リボ払いはアメリカでも大きな問題になった。で、その対策ってのは今回も特に語られること無く決着?

こうやって後手後手に回って、回った挙句に業者保護はしっかりやるわけだね。


貸し渋りが発生するなんて事を言う輩もいるが、手軽だからって高利の借り入れを、よく考えもせずにやっちゃう「成熟してない消費者」に、いきなり「取り立て」とか「生命保険で払え!」なんて教育的指導をやるのは酷すぎるって考え方も出来ないか?

正直、変に消費者過保護なこの国では、散々甘やかしておいて、最初の最後に叱られる場面が「保険金で払え!」って事なのか?と思ってしまう。

簡単に借りられないから努力する。

返す努力をする前に、借りる努力をしておけば大怪我せずに済んだのに。

借りる努力の前に、借りなくて済む努力をしておけば痛い目に遭わずに済んだのに。

そういう事でしょうに……。
posted by 本気らいふ at 00:13| Comment(0) | TrackBack(0) | どぉ〜なっちゃってんだよ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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