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2009年08月11日

食わず嫌いだったVガンダム

Vガンダムは全然見ていなかった。

アメリカに留学した時期と重なっていたのもあるが、主人公の年齢が低すぎるのに疑問を感じていた。

なんとなくガンダムのデザインも、おもちゃ会社が喜びそうな方向に向かっているように感じて、見る気にならなかった。

ターンAガンダムはそれ以上に見る気にならなかったのだけど、見てみたらはまってしまった。

Vガンダムも
富野ガンダムなんだから、そのうち見なくちゃなぁと思っていたのだが……。

今に至るまで見る機会が無かった。


さて、見てみたら、正しく富野ガンダムのテイストが出ていて驚いた。

ダブルゼータにがっかりしたもので、それ以降に期待が薄かったのだが、Vガンダムはファーストに近いものを感じられた。

特に、地球に初めて降り立った宇宙育ちの姉妹が、死んだ魚の臭さに、「地球で生きられない」と言うシーン。

それら死体というものを通して、死というものに正面から向き合う事が、生きる事に向き合うきっかけとなるシーンだ。

凄い事を語らせるものだと思った。

多分、宇宙に暮らす時代になれば、スペースコロニーという閉鎖環境において、より厳密な衛生管理がなされるだろう。

腐ったものに触れる事はほとんどない世界だ。

だが、それは現代の日本にも言える状況で、その中で生きる実感を失っているのではないかという問いかけのように思える。

生きるという事は、臭い事だったり、ヌルヌルとした気持ちの悪いものだったりする。

そういう部分を見ないように、見せないように、触らないように、触らせないようにする事は、快適なようでいて「生きる」事から遠ざかる事なのではないか、

死を遠ざける事は生をも遠ざける。そういったメッセージを感じるシーンだった。

「ちゃんと生きなくちゃ」

そういうメッセージへとどう繋がるのかは本作品をぜひ見ていただきたい。

posted by 本気らいふ at 04:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 評論家の体で | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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