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2011年05月28日

ユニクロ誕生感謝祭に学ぶ

ちょっと経営コンサルっぽい事も書いてみるか。

朝6時までに並んだ客のうち、
 *先着100名にアンパンとお茶の配布。
 *全員に抽選引換券(50人に1人が最大1万円値引き)
 *1650円以上お買い上げでカラーソックス1足プレゼント

これで朝からお客を集めてる。
ニュースにもなる(数年前に大きな話題になった)ので無料宣伝になる。
これが朝のニュースで流れると、すでにアンパン配布などは終わっているが、感謝祭価格の商品がある事を認知してもらえるので、テレビのニュース取材が来客を促す事に繋がる。

朝の客寄せから、その客寄せをニュースにしてもらって、その後の数日の集客に繋げていくという流れがつくられている。

数年前よりも話題性は低くなったとは言え、まだ十分な話題になっている。それが証拠に、店内では友人にどの商品が安いといった事を知らせる若者が数人。こうしたクチコミ効果もかなり大きいと考えられる。


抽選割引券は、当たればその時の会計で最大1万円まで値引きとなるので、もしかしたらと1万円あたりの購入をする「言い訳」を用意している事になり、客単価の向上になっている。

また、1650円以上お買い上げでカラーソックス1足プレゼントは引換券を持っている全員が受け取れるものとなるので、1650円以上の買い物をする客がほとんど。100人以上集まっているので、これだけで最低でも16万5千円の売上になる。

抽選引換の順番もちゃんと考えられている。

まず、レジで1万円のくじ引きとなるが、50人のうち49人はここでハズレとなる。ここで少しガッカリするわけだが、この後に1650円以上のレシートと引換券を店舗出口近くでソックスに引き換える事で、なんだかんだで得したという体験を最後に持ってくる。

この順番は非常に大事。これを応用できる場面はいくらでもある。


目玉商品がどこにあるのか、どこの棚にお客が少ないかを無線で知らせ合って、店内放送によってお客を誘導しているのもさすがだ。


さて、気になった点はいくつかある。

お客の誘導をする時に、「XXはこちらです!」といった誘導が為されていたが、店員の声は聞こえても姿が見えないといった場合が多く、「こちら」が「どちら」なのか分からない。会計に並ぶ列の最後尾が分からなくて少々時間を食った。

また、長い会計の列が店内の通路をぐるぐると伸びていたのだが、これでは会計の列に使われてしまっている陳列棚の商品は買いにくくなる。

また、当日は雨だったが、出入口は2箇所あり、ソックスの引換を終えて店外に出ると、入店時に渡された傘にかぶせるための細長いビニール袋を捨てる為のゴミ箱が、もう一方の出入口にしか無く、わざわざそこまで行って捨てるハメになった。

その間、庇もなかったので、少々濡れてしまったのは残念だ。店外への客の動線は考慮されていたが、雨天時の客の行動、視点を考慮しきれていなかった。
posted by 本気らいふ at 07:57| Comment(0) | TrackBack(0) | どぉ〜なっちゃってんだよ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月26日

昔は核実験でいまよりもっと放射性物質が降っていたなんて、傍観者目線の男達

昔は冷戦下の核実験で、今よりもずっと沢山の放射性物質が降り注いでいたと、今の福島第一原子力発電所の事故なんて大したことは無いといった文脈で語る男達をテレビで見かける。

カッコ悪い男達だと思う。

こういう男達だけだったら、今でもきっと核実験による死の灰は降り注いでいたのだろう。



いざという時に、女に軽蔑される男。

いざという時に、男を蹴っ飛ばせる女。


放射線の降り注ぐ世界にNOと言い、大国を動かした女。

昔は核実験の放射線が降り注いでいたんだからと、何もしなかったくせに、何も出来なかったくせに、何もしたくないからって、今になっても一体誰のお陰で大気圏核実験の放射性物質の降下から自分の身が守られたのかも知ろうとせずに、

安全だなどと言い始める男を見ていると、

なるほど、出生率が下がるのも無理はないと思う。
posted by 本気らいふ at 19:35| Comment(0) | TrackBack(0) | どぉ〜なっちゃってんだよ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月13日

原発では、ずっと人を使い捨てて来た

とうとうこんな事件が明るみに出た。

だが、これはずっと以前から公然の秘密だった事で、中には訴訟を起こした労働者を「ゆすり」であるかのように悪し様に罵る人もいたぐらいに、直視されてこなかった問題だ、

だまして原発で働かせないよう…東電などに要請
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110513-OYT1T00680.htm



読売での報道以前にこちらで報道されている。

宮城のはずが…福島原発行き あいりん地区の日雇い労働者が激怒
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/110509/cpb1105091929008-n1.htm



まず、人間の使い捨てが「どうせバレない」という意識で平然と行われ続けてきた結果である事の問題。福島第一原子力発電所の作業員に対する待遇改善は2ヶ月もかかった。そして、その間に悪質なデマが出回った。曰く、

「ダンボールの上に雑魚寝とか、寝袋しかないとか言ってるけど、あいつらは仕事なくてぶらぶらしていて、1時間で数万円もらって、贅沢なものを食べてるんだって。」って、なんて酷いデマだろう?

確かな情報は表に出ることがなく、やっとテレビに現実の福島第一原子力発電所内の様子が報道されてから、まず、その報道に関わった人たちへの圧力が、どこぞの副大臣からかかるといったスッタモンダの挙句に、やっと作業員たちへの待遇改善の発表があったのだ。

驚くべき人命軽視だ。そして、こんな環境で働かせればミスが出るだろう事は明らかなのに、この期に及んで同じ職場の仲間の命よりもカネを優先するという、電力会社の傲慢と、それを許している政府とが、周辺住民の事を考えているなんて、信じられるワケがない。

どれほどの人間使い捨てが行われてきたのかは、こちらのドキュメンタリーに詳しい。







もうひとつの問題は、

あいりん地区から、このようなカタチで人をかき集めるというのは、つまり、現場に素性の確かでない人が入り込むことが簡単に出来てしまう事を意味する。

これは国家の安全保障上の問題になりかねない由々しき問題だ。

原子力施設へのテロという事を、日本政府はまったく想像もしていないというバカバカしさ。

この馬鹿げた脳天気さには恐れ入る。攻殻機動隊あたりのアニメを見て勉強すればいいのにと思うぐらいだ。アニメやSFやマンガの方がよほど現実を知っているというこの哀しさ。

物語に追い越されっぱなしの現実の空虚さが、どうしようもない無力感で私に迫ってくる。

が、

その無力感に呑まれてやるほど、私は従順ではない。



喉元を過ぎれば、この事故を他人ごととして忘れるだろう。将来に健康被害が出ても、世間が興味を持たないのを良いことに、責任者たちは、自分たちか被害者がこの世から消えるまでのらりくらりと世間を渡っていくのだろう。

だが、世の中の無関心が、25年も経ってからこの原発事故に繋がっていったのを私は知っている。

無関心がこれからの数十年でまた蔓延して、それが悲劇に繋がるという繰り返しになるのだとしても、無関心では居られない人間の側に私は居る事にしよう。これまでもそうだった。これからもそうだ。
posted by 本気らいふ at 14:55| Comment(0) | TrackBack(0) | どぉ〜なっちゃってんだよ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月08日

マトモな科学者がここまで正確に予測していた。そして、政治はこれを無視した。

原発関連の文書が無料公開されている。

この中でも背筋が寒くなるほどの正確さで、今回の事故をまるで見てきたかのように書かれた石橋氏の論文がスゴイ。

こちらの一番下のリンク
http://www.iwanami.co.jp/company/index_i.html


石橋克彦「原発震災──破滅を避けるために」(1997年10月号)

のPDFファイル
がそれだ。

地震の想定が甘い事、同時に複数のバックアップ体制が崩壊する可能性、水素の発生とその爆発、使用済燃料貯蔵プールについても述べられており、これが1997年当時に書かれたものとは思えないほどだ。

普通にマトモに理詰めで考えれば、想定できる事が、実際に想定通りに起きてしまったということと、それを警告されていながら何の対策も取らなかったという事の恐ろしさがよくわかる。

より多くの人に、読んでみてもらいたい。
難しい部分もあるが、本当の事はそうそう分り易く説明してもらえるものではないのだ。分り易く説明することばかりを要求していると、先方に都合の良いことばかり分り易く解説されて、都合の悪いことは難解にされてしまう。

悪徳業者が契約書に、都合のいいことばかり図解入りで分り易く説明して、報せたくないことは読めないほど小さな文字で、理解しづらい言葉を選んで書いておくのと同じだ。

自分の無知が自分を殺すこともある。いや、それは無知ですらない。知ろうともしないという事の恐ろしさだ。

それは、ありとあらゆることが一過性のファッションに終わり、繰り返すという事を意味している。


<追伸>
こちらに石橋克彦(神戸大学名誉教授)のお考えがまとめて掲載されている。

http://historical.seismology.jp/ishibashi/opinion/2011touhoku.html
posted by 本気らいふ at 08:02| Comment(0) | TrackBack(0) | どぉ〜なっちゃってんだよ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月07日

1100年前の事を軽視して、万年先を語る愚

原発の問題は、技術的な問題ではなく、人間のスペック不足の問題だ。

このニュースもそれをよく表しているが、1100年前の巨大地震の解析から今回の災害の可能性は指摘されていたのにそれを軽視したという。

そして、原発の高レベル放射性廃棄物は万年単位の未来に問題となる可能性を秘めていて、たった千年程度前の地震の記録すら有効に生かせなかった人類が、万年先の未来に対して「安全」を語るという愚を犯している。



地層処分は安全だという、その想定に穴は無いのか?穴が無いと言えるほど人類は賢くなっているのだろうか?もしも穴があった場合にはどうするのだろうか?その対策は見当たらない。

文化レベルが違う場合に備えて、宗教的な言い伝えで危険地域に入らないように警告するとか、モニュメントで記録が残るようにするといった研究まで行われているが、

はるか昔の津波の記録として残されたモニュメントがいくつもある。

その石碑には「これより下に家を建てるな」とハッキリ読める字で書いてある。

その石碑が造られたのは1000年も昔ではない。ほんの数十年前の石碑だが、現在その石碑よりも低い位置に多くの住宅が立てられていて、今回の津波で壊滅的な被害をうけている。



人間の限界を想定の範囲に入れずに開発を推し進めるというのは、その時点で想定のやり方を間違った愚行であり、その愚行そのものが人間がたいして賢くもないという事実を見せつけてくれている。

先日、深夜の番組で、宋文洲氏が「壊れないことを前提にしているのは危険だ」と発言したところに、多くのコメンテーターが「いや、絶対に壊れないものを造らなくては駄目だ!」と噛み付いていたが、

壊れたときの事を考えていない事の恐ろしさを、事ここに至ってもまだ分からないような人々が、知的レベルが高いと判断されてああいう番組に招かれているという事に失望した。

想定を越えてしまうことを想定しないと意味が無いのだという事が分からないあたりに底の浅さが見える。宋文洲氏の言葉の中にある意味をまったく拾いあげることもなく進む議論のあまりの寒々しさに呆れて、私はさっさとテレビを消して眠ることにした。

地層処分については、本末転倒の脅迫的な文句でマトモな議論が出来ないように固めておいて話を進めるから嫌になる。それは何かというと、

「現実に、もう高レベル放射性廃棄物があるのだから、なんとかしなくてはならない。」

そういう危険なものが出るのが分かっていて、対策も出来ていないうちから実運用を始めた事については「だってやっちゃったんだもん仕方ないじゃない。」で済ませていいのか?って話だ。

仕方ないからなんとかしなくちゃならない。それはその通りだが、それとこれとは話が別なのだ。

地層処分しか無いような状況に追い込んでおいて、これしか無いからやるんだなんてやり方がこれから先もずっと通用するんだったら、なんだって出来るって事になるから怖いんだよ。

そういう風になし崩しにめちゃくちゃをやるのが人間の愚かで意地汚くて危険な性質なんだから、それを野放しにしておいたら、人間が人間を失うんだよ。


100万年というのは、海面下の土地が、山になる程の長い年月だという事をご存知だろうか?

100万年前には六甲山は海面の下。六甲山は970メートルあるのだから、100万年後には300メートル地下に埋めたものが地表から600メートル上にある可能性だってあると語る小出裕章氏。

8分経過のあたりをお聴きください。


100万年前から隆起してきた六甲山 (1)
http://www.kobe-c.ed.jp/shizen/strata/equake/mtrokko/index2.html


おそらく、推進派の人々は地質調査をするから大丈夫だというのだろう。

浜岡原発をあの場所につくった程度の地質調査を信頼出来るとい理屈をそれ以前に説明していただきたいものだが。
posted by 本気らいふ at 17:56| Comment(0) | TrackBack(0) | どぉ〜なっちゃってんだよ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

たったひとつだけでいい。原子力推進派の方々に答えてほしいこと。

原子力発電について、モロモロを話し始めればキリがないので、ひとつだけ、おそらくこの質問一つに明確に安全であると答えてもらえれば、他の技術的問題も解決するし何の不安も無くなるので、答えて欲しい。

が、常にマトモな答が返ってこないので、全く期待していない。

放射性廃棄物の処理の事だが、この処理について大きな疑問がある。

毎回毎回さらっと恐ろしいことを言ってくれるのだが、良く考えてもらいたい。聞く方もこれがどれだけ大変なことなのかを良く想像してみてもらいたい。

現在、地層処分とか言って高レベル放射性廃棄物を300メートルを越える地下に埋めようという計画が進められている。モグラのマスコットなんか 使って恐怖心薄めながら、深い地層に埋めるから大丈夫とか言ってるが、都合の悪い情報は語られない。こちらのリンクを参照いただきたい。

http://www.geodispo.org/

最大の問題点は、万年単位の管理が必要となることだ。

人の管理が必要ない方法をと言うが、それはちょっと楽観的過ぎないだろうか?万年単位であれば地殻の変動は現在の科学水準のデータでは計り知れない変化を見せる可能性が大いにあるだろう。

何かが起きた時に対処するために、300メートル以上の地下に潜って作業しなくてはならないが、今回のようにほんの40年ほど前の想定が全くあてにならなかったように、100年先や千年先、1万年も先になれば人間の想定出来る範囲ではない。

その限界を無視して高レベル放射性廃棄物を生み出し続けて、将来の世代に重荷を背負わせるようなことをして良いものだろうか?

何度か書いている事だが、100年程度前の文書すら散逸して正確な情報を読み取ることは不可能になる。

古い原発の設計図が失われていて解体するのは手探りで行われている事実がある。

百年前に書かれた書物をスラスラと音読できる日本人はどのぐらいの割合で居るだろうか?私たちが今使っている言葉も100年もすれば古文になるのだ。

それが1000年先になれば、どこに何を埋めたのかすら正確に伝達されるとは思えない。

それに、何かが起きた時に、今と同じかそれ以上の経済状態をこの国が維持できている保証もないし、政治体制がどのように変化しているかも予測は不可能だ。

地層処分で必ず大丈夫だという論理的根拠は満足行くものではなく、想定外の危機が訪れた場合の対処法はどこにも用意されていない。

ほとんどファンタジーの話になっているのが、万年単位の情報伝達のために、立ち入るのが危険であることを後世に伝えるためには、象形文字のようなもの、シンボリックな建物などを残すなんて事を大真面目に議論している。

まるで神話の物語のようだが、それが現実的な方策として取り上げられるほどに不確実性の高いことなのだ。

こちらの文書はこれらの情報を将来にわたってどう伝えるのかの研究報告であるが、

“地層処分に関わる記録保存の研究”. (財)原子力環境整備促進・資金管理センター. 2011-2-2閲覧。
http://www.rwmc.or.jp/library/pdf/RWMC-TRJ-02001.pdf


このPDF書類の20ページ目(文書に打たれたページとしては10ページ目)に
「例えば、旧ユーゴスラビア地域を中心とする東欧の民族紛争と内戦では、短期間のうちに記録保存のシステムが失われてしまった例が報告されている」

といった実例に示されるとおり、記録保存というのはそれほど簡単な問題ではない。

さらに、将来世代が私たちと違う文化や言語を使い、理解力も違うとなると、
PDF書類の23ページ目(文書に打たれたページとしては13ページ目)
の最後の行にあるとおり、

「社会モデルCでは、高度な情報システム等を利用した記録の保存は期待できず、紙等の文書を宗教のような根強い社会制度体系に託すような方策を講 じる必要があるかも知れない。また、このような社会では、現代の言語が解読されなくなることも考えられる。したがって、マーカーやモニュメントの重要性が 大きく、将来の世代がメッセージを理解するために、心理的に警告や危険を感知できるようなシンボル等が有効と考えられる。」

なんと、宗教のようなものに託すなんてことまで出てくるのである。

ここまで考えている事自体は評価しよう。

だが、これが現実的な話だと言えるだろうか?私にはタチの悪いおとぎ話に思えてならない。

思考実験としては興味深い。小説のネタなら面白い。しかし、これは現代のみならず将来世代の人類、私たちの子孫の生活に関わる「現実の問題」なのだ。

こんなお伽話めいた話まで登場するようなモノよりも、宇宙空間から太陽光発電の電力をレーザーで地上に送り届ける計画のほうがよほど現実的だ。

スマートグリッドであちこちの小規模自然エネルギー発電のエネルギーをリアルタイムで適切に振り分ける方が現実的だ。

従来の発電方法(火力発電など)の発電効率を向上させるほうがよほど現実的だ。

高レベル放射性廃棄物の地層処理なら100年程度で人の手による管理からは離れると謳う人々にお訊きしたいが、その予算、百年先まで予約済みなのか?物価変動も考慮してあるのか?人員確保は出来ているのか?

イチャモンと思われるかも知れないが、お伽話を聞かされて、安全ですと言われる方がよほどイチャモンであると私は思っている。

この一点のみで、原子力の実運用は時期尚早であると断じる事ができるというのが私の立場だ。
posted by 本気らいふ at 17:07| Comment(0) | TrackBack(0) | どぉ〜なっちゃってんだよ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月06日

これほどの作業、酷い待遇。

今も現場ではこれほどの作業が行われている。

集中力、体力、気力が必要とされ、間違いは許されない。



現場で危険に立ち向かっている作業員の方々には心から感謝している。

しかし、ミスがあちこちで発生している事も確かだ。そして、そのミスの原因として私が指摘したいのは、東電が現場の作業環境を整えようとしない事。作業員が十分な働きを出来るように支援していないという事実だ。

事故から2ヶ月が経とうとしているこの時期になってやっと東電は以下の発表を行った。

弁当2食、シャワー設置も 東電が原発作業員の環境改善
2011.5.4 21:50


 東京電力は4日、過酷な作業が続いている福島第1原発の作業員の環境を改善するため、レトルト食品などの保存食が中心だった食事を昼、夕は弁当に変え、計240人が休める2段ベッドやシャワーも設置すると発表した。


驚くべきことに、今、日本が救われるかどうかの瀬戸際で戦っている作業員の方々に対して、2ヶ月もの間、保存食中心の食事を強いており、2段ベッドが今になって導入されるという事は、やはり以前映像でみたり、ツイッターでつぶやかれていた通り、ダンボールを敷いて寝るといった事が続いていたという事だ。

こんな作業環境では、二次災害三次災害が発生する可能性が高まる。

東電はここでも、何を優先するべきかを考えておらず、身内の作業員ですらないがしろにする人間系氏の姿勢を見せている。


 産業医も常駐して健康診断を受けられるようにする。こうした改善策を順次実施しながら、第1、第2両原発で約800人いる作業員が寝泊まりできるプレハブの仮設寮を建設し、6月下旬以降、使用を始めたいとしている。


産業医も常駐していないとは、一体どういう事だろうか?もう2ヶ月なのだ。
また、この記事には述べられていないが、内部被曝を測定出来る機械が東海村にいつでも貸し出せるように用意されていたのを、東電は問い合わせもせずに無策で作業員の健康を放置していた。


各地でデモが行われている。補償金か、原発止めろという主張ばかりのデモが目に付くが、作業員の作業環境改善を求める声を聞くことがなく、不思議で仕方ない。


以下の作業環境を知ってほしい。この酷い待遇が続いているようだと私が言うと、そういうデマを信じるななどと言われたものだ。一部では作業員たちは大金を貰っていて、豪勢に遊んでいるなどと言う者まで居たが、そっちの方がデマだ。

本店は今日も美味しい物を食べて、ふかふかのベッドで眠っている。

命の危険と隣合わせで、現場で戦う作業員の人たちは……

 第1原発ではこれまで、約200人の作業員が免震重要棟と呼ばれる建物で寝袋や毛布で寝泊まり。食事もレトルト食品やクラッカー、カップ麺などが中心だった。

 同原発の南約10キロにある第2原発の体育館が休憩所として使われているが、シャワーは使えず、湿ったペーパータオルで体を拭いていた。


こんな環境で働いているのだ。これは大問題だ。

きょう日、学校だってクーラ付きだ。


なぜ、本当に戦っている人、重要な仕事をしている人を大事にしないのだろう?


特攻隊しかり、命をかけて戦おうとする人の美しさにタダ乗りして、国民を窮地に陥れる輩はどこで何をしているか。

そう、削られても年収が2000万は下らないというのに、報酬削減に異を唱えるのに忙しく立ち回っているばかりだ。


さて、この現場の改善は、以下の報道がなされた事によって批判が高まったことで急に動き出した事だと言われる。

ひと通り動画を見ていただきたい。

青山氏の主張、自分の責任に対する考え方、現場の方の意気、一方で本店と政府の一部にある鼻持ちならない態度、

どちらがスジの通ったものであるかをよく見ていただきたい。

これが、「圧力」の実態だ。






細野補佐官が共同通信の記者に答えた一部始終は以下の通り。



福島第一原子力発電所で必死になって作業に取り組んでいる人々は、これほどに過酷な状況の中で戦ってくれている事、その献身に私たちは感謝し、応えるべきだ。

東電社員と見れば、見境なく嫌がらせをする輩も居ると聞く。

叩くべきは経営幹部であり、立場の弱い末端の社員を叩いても全く意味はない。

むしろ、末端の社員の皆さんと国民の心は近いところにある事が、福島第一原子力発電所の吉田所長の態度から分かることだろう。

作業員の皆さんが存分に働ける環境を用意して欲しいと東電に、国民が求めていこう。

「身内に過酷な状況を押し付ける企業が、私たち一般市民の事を思いやってくれるなんて信用できる筈がない!」

と訴えていこう。


国民が大きな関心を持っていることを、しっかりとその行動を監視しているということを、政府関係者に伝えよう。

そうしなければ、

また、この国の政府は、日本人を使い捨てる事で、どうしようも無くなるまで事を先送りにしてしまうだろう。
posted by 本気らいふ at 10:01| Comment(0) | TrackBack(0) | どぉ〜なっちゃってんだよ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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